悪徳出会い系サイトでクレジットカード使ったけどヤバイ?

「悪質出会い系サイトでクレジット使っちまったよ…
これ悪用されたりするのかな…やべぇよ…やべぇよ…」

大丈夫！

悪徳出会い系でクレジット決済をしたからといって、
キミのクレカ情報が悪用される心配はまず無い。

確かにサクラで騙されてしまって、
さらにクレカまで不正利用されたらと思うと、
心配で夜も眠れないかもしれない。

だが悪徳サクラ会社はあなたのカード情報を悪用できない理由があるのだ。

今日はそんなサクラサイトにおいての
クレジット利用の裏側について話していこう。

悪徳サイトがクレジット決済できるわけ

そもそも、なぜ悪徳出会い系は
クレジットカードでの課金が可能なのか不思議に思うかもしれない。

信用第一のクレジット会社が、
詐欺まがいのビジネスを行っている会社に
手を貸すなんてどういうことだと憤る人もいるだろう。

その理由は、悪徳会社がクレジット各社と契約してるのではなく、
決済代行会社が間に入っているからだ。

決済代行会社とは、VISAやJCBなどクレジット会社と契約し、
通販事業者にクレジット決済システムを導入するサービスを提供している。

通販事業者は複数あるクレジット会社といちいち契約する手間が省けるし、
決済代行会社はシステム導入などで利益を上げられ、
クレジット会社は手数料で儲かるみんなが得するビジネスモデルだ。

「仕組みは分かったよ…でもそれは決済代行会社がちゃんと審査して、
悪徳サクラ会社をはじけばいいだけでは？」

ここまでの話でそう思う人もいるだろうが、
実はそう簡単にはいかないのだ。

なぜなら決済代行会社は悪徳サクラ運営会社だと認識しながら、
会社の利益のため代行に入るからである。

むしろ悪徳サクラビジネスを拡大させるために
開発などで手を貸すようなとこまで存在する始末だ。

ガンガン返金させよう

そんな決済代行が恐れていることがひとつある。

それはクレジット会社への返金要請だ。

クレジット決済でポイントを買っていた被害者がサクラ詐欺だと気付き、
弁護士等から返金要請がクレジット会社へ入る。

そしてそれが同じ決済代行の客からばかり入り続けると…

そう、代行自体に入れなくなってしまうな。

なのでもし被害にあってしまったら
弁護士に相談し返金をしてもらうことが、
サクラ業界全体を潰す一歩になるということなんだ。

手間もかかるし相手は得体のしれない連中だが、
弁護士が入ると驚くほどスムーズに話は進むので、
勇気を持って対応して欲しい。

不正利用は基本的にない…が

そして本題、クレジット決済を行ったあなたのカード情報は、
実は決済代行会社までしか知り得ないのだ。

つまり悪徳サクラ運営体には一切情報は知られないため、
悪用される心配もないということ。

とはいえ決済代行会社を信用できるのかという話だが、
決済代行事業を出来るだけの会社規模、
そしてカード不正利用という組織犯罪の罪の重さ、
これらを考えるとその危険性は限りなく低いだろう。

しかし最初からクレジット情報を抜き取るつもりで
サイトを作っていた場合は話は別だ。

いわゆるフィッシング詐欺と呼ばれるものだな。

ニセの決済用の画面を作成し、
そこから送信された情報を読み取り、
不正利用するという犯罪だ。

サクラ出会い系サイトでフィッシング詐欺が
行われたという事例は聞いたことはないが、
今後そういう手法が出てこないとも限らない。

ではもしそういった詐欺で
自分のクレカが不正利用されてしまったらどうすればいいのか。

一刻も早くカード会社に連絡だ

まず見に覚えのない請求があったら、
カード会社に連絡してその後の対応に関して指示を仰ごう。

クレジットカードには不正利用に対する保険がかけられているのだが、
これはネットでの利用に関しては対象外となっているカードも多い。

これは通常の店舗利用や盗難での被害を補償するもので、
ネット通販などでの被害は適応外となっているためだ。

ネット不正利用での保障もされるカードも存在しているので、
もしネットでカード情報を入力する機会が多いのであれば、
そういったカードを専用に持つのもいいだろう。

年会費無料のものでも、ネットに関連する企業の発行するカード、
楽天カードやYahoo! JAPANカードはさすがに付帯されているようだ。

以上、悪徳サイトのクレジット決済の裏側と、
不正利用に対する備えについてだ。

優良サイトを使っていればそんな詐欺は関係のない話だが、
そういうこともあると頭の片隅に置いておいてくれ。

ジャックとの約束だぞ！

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