俺はアルファブロガーのJ!
巷で話題の悪徳出会い系サイト…
おいらのブログネタとしてちょっと登録してみるぜ!
サイト名で検索して…登録っと。
あれ…?
ちゃんと年齢認証もあるし、サクラと思わしきメールも飛んでこない…。
このサイト、本当はそんな悪徳じゃないのかもしれないな。
サクラとか書かれてるけど風評被害かもしれないし、おいらのブログで「悪徳じゃありません」って書いといてあげなきゃ。
ふー、おいらちゃん、今日も社会正義のためのブログ更新、お疲れ様ーっす!
※アルファブロガーJは架空の人物です。実在の人物や団体などとは関係ありません。
この小話は俺が考えたフィクションなんだが、あまり出会い系に詳しくないブロガーなら陥るかもしれない罠であることは確かだ。
何故なら悪徳出会い系は
検索やURL直打ちで登録すると普段とは違った挙動を見せる
という機能が備わっている場合があるからだ。
今日はそんな小賢しいサクラサイトのURL切り替えの手口を完全暴露していくぞ。
広告経由の登録を識別する方法
そもそも悪徳サイトはどうやって検索で来るユーザーやURL直接入力で来るユーザーを見分けているか。
それは「広告経由で来るユーザー」だけが持つある識別情報で認識しているのだ。
その識別情報とは、俗に広告コードと言われる、サイトURLの後ろに付く変数のことである。
例えば、以下のような悪徳サイトがあったとする。
上記が素のURLで、悪徳サイトはメディアに広告掲載するために、そのメディア専用の広告コードを発行する。
上記のような形がメディア掲載時のURLで、「?」以下の「jack01」の部分が広告コードだ。
悪徳サイトはこの部分の有無で広告経由かどうかを判断しているのである。
コード無しのユーザーには優良サイトぶる
検索エンジンや直入力で入ってきたユーザーは、だいたいは警察やマスコミの調査などで、普通に出会いたいユーザーはほぼいない。
そのため警察に対してはちゃんとした運営してますよというアピール、マスコミに対しては手の内を見せないようにするために、年齢認証を必須にしたりアタックを送らないようにしているのだ。
※同業者の調査も有り得るが、あいつらは広告コードでの振り分けも承知済みのため、きちんと広告経由して入ってくる。
それに対して広告経由で入ってきたユーザーに対しては、年齢認証なんてまどろっこしいことはせず、ガンガンアタックメールを飛ばして課金させるのだ。
悪徳サイトは逆SEO意識してタイトルを付ける
多くのサクラサイトは、検索にできるだけ引っかからないようにしている。
普通のサイトはSEOをかけて検索上位にしようとするが、サクラサイトは逆のことを行うのだ。
その理由はサクラサイトの宿命としていつかはネット上に悪評が広まるのだが、その時にできるだけ検索で上がってこないようにするためだ。
具体的には、サイト名をありふれた名称にすることで、悪評をできるだけ目につかせないようにしている。
例えばクッキーというサイトが有ったとしよう。
「クッキー」で検索してもそのサイトではなく、お菓子の方のクッキーの情報が上がってくるだろう。
「クッキー サクラ」や「クッキー 悪質」など複数ワードで調べれば出てくるだろうが、ユニークなサイト名の場合よりも上がってくるまで時間がかかることが多い。
その分だけ被害者が増え、悪質サイトはウハウハ儲けるという算段なのだ。
※ま、悪評を調べてもそもそも口コミサイト自体が信用できないんだけどな!
参考:サクラ口コミサイトの出会い系ランキングも悪質な恐れアリ
スマホのみ表示するようなサイトも
また、PCで表示させないという振り分けをするサイトもある。
PCでアクセスすると準備中などと表示されて、スマホからしか見ることはできないようなサイトだ。
それは警察やマスコミの調査はPCで行われるので、はなからPCのアクセスを遮断してしまおうという手口だ。
この世には多くの悪徳出会い系サイトが開設、閉鎖を繰り返しており、警察もたくさんのサイトを調査する必要がある。
そんな状況で、警察はPCで表示できないのか、それとも閉鎖されているのかを全てチェックすることはしない、と悪徳サイトは考えているのである
PCユーザーをシャットアウトしてしまうことになるので自分の売り上げを狭めてしまうように思えるが、警察の目を別のPC対応サクラサイトに移せるのであれば、そっちのほうが益があるという判断なのだろう。
広告コード自体は悪徳サイト以外でも使用
今回説明した広告コードの存在は、アフィリエイトなど行っている人は承知のものだと思う。
この変数「?」以下でメディアを認識させる技術自体は一般的で、広告コードが付いている→悪質ということではない。
ジャックが言いたいのは悪徳サイトはこれを利用して対応を切り替えているので、
一見優良だったとしても騙されちゃいけないということだ。
みんなは悪徳サイトを調査する必要もないだろうから、怪しい出会い系サイトにはそもそも近づかないことをオススメする。
きちんとした出会える系サイトであれば、広告コードが無くともサイトの内容が変わることは無い。
優良出会い系サイトは数も多くないので、次の記事にすべての優良出会い系サイトを網羅した。
みんなはその中から利用サイトを選んで、
安全に出会いライフを楽しんでくれよな。
ジャックとの約束だぞ!
サクラ撲滅支援を頼む!
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