利用規約でサクラを認めている出会い系サイトがある?!

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みんな知っていたか?

最近の悪質出会い系サイトは、

利用規約上でサクラの存在を臭わしているとこもあるんだ。

えっ…まさかそんなバカな話はないだろう

詐欺師が名刺に「職業:詐欺師」って書くようなもんじゃないか

有りえないように思えるかもしれないが、連中にもそうしないといけない理由があるんです、大統領。

それじゃあ今日は利用規約に隠されたサクラの存在を実例も交えながら解説していくぞ。

サクラとは書かないが明らかにそれ

さて、さすがに悪徳サイトの連中も、真っ正直にこのサイトはサクラしかいません!なんて書かない。

様々な表現を駆使して、サクラを使うということを暗に示しているんだ。

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どうだ?

連中の涙ぐましい努力の跡が伺えるだろう?

異性の関心を引く為に個人の身分関係や第三者関係をよく見せる場合

まずこの文言を見てほしい。

普通の出会い系サイトのユーザーが、そんなことをするだろうか?

これは以前紹介した、お金あげますキャラを飛ばすための布石だろうな。

参考:出会い系サイトで「お金を受け取ってほしい」は確実に詐欺

当サイトは会員の自己表現の一切の責任を負わないものとする

これはもしユーザーからクレームが入っても

まともに対応しませんよということだ。

ウソに騙されたのはサイトの責任じゃないもんねー

という言い逃れをしたいんだろう。

ただし会員は自らを誇張して表現することは許されるものとします

会社の雇ったサクラのあんちゃんが

美人のサクラキャラを使ってあなたを誘惑しても問題ないんですよー

ということを言いたいのだろう。

当サイトは会員間コミュニケーションを図ることを目的としていますので、
場合によっては当社社員あるいはアルバイトが対応する場合もございます。

これなんてもうサクラいますと言っちゃってるようなもんだ。

というかこの文章、そもそも論理構成としておかしい。

会員間コミュニケーションを目的としてるからって、サクラが対応する必要なんてこれっぽっちもない

サクラオペが対応することを表記したいあまり、アホみたいな文章になってしまったんだろう。

このように悪徳サイトの規約はかなり怪しいものとなっており、見られたユーザーに疑惑を持たれることは明白だ。

なぜサクラを臭わす必要があるのか

それではなぜ連中は、ユーザーに不信感を抱かれるようなリスクを冒してでも、規約にサクラを臭わすのだろう

その理由は二つ考えられる。

  1. 逮捕を避けるため
  2. 返金をさせないため

まず悪徳サクラ業者が最も恐れていることは、警察にパクられてブタ箱にブチ込まれることだ。

サクラ行為で捕まるとしたら詐欺罪での立件だろうが、規約にサクラを臭わすことで、同意を得たうえでのサービス行為である、ということにしたいのだろう。

特にさっき上げた画像の3番目のようにはっきり書かれてしまうと、これは詐欺での逮捕は難しいのではないだろうか。

自分は専門家ではないので断言はできないのだが…。

そもそも詐欺で逮捕まで行く出会い系なんてよっぽどで、芸能人の成りすまし、金銭授受での騙し、恐喝に近い課金要求など、サクラの中でもかなり悪質な行為をしているところなのだ。

普通にサクラが異性に成りすまして会いたいねーという話をしているだけで逮捕までいったというところは、さすがのジャックも聞いたことがない。

それでも可能性はゼロとは言えないので、悪徳サイト運営者は規約にサクラを臭わしているんだろう。

※追記

警察も本気で悪徳サクラ詐欺を潰す気になったようで、サクラ行為のみでの逮捕も行われるようになった。

出会えない系=詐欺罪!!システム会社エネルギーの社長逮捕

悪質出会い系の大物フライヤーズスクエア社長逮捕

これで悪質サイト撲滅に一歩近づいたが、まだまだサクラサイトは存在しているので、ジャックは戦い続けるぞ!

できればお金も返したくない

大統領さん

おい!このサイトはサクラだろ!金返せ!

悪徳出会い系サイト運営者さん

大統領、ちゃんと規約はご覧になりました?

大統領さん

なに!?アルバイトが対応することがある…だと…これでは返金は難しいのか…?

悪徳出会い系サイト運営者さん

(面倒は避けたいからこれで諦めてくれるといいんだけどなー)

そして二つ目の理由が返金を防ぐためである。

以前の記事でも話題にしたが、基本的に悪徳サイトは裁判をしたくないし、返金もできれば避けたいという性質を持つ。

参考:悪徳出会い系サイトからの返金は弁護士を挟むべし

そのためにはどうするかと連中は考えた。

その結果が、規約にサクラを臭わしておけば、

返金しろ!と言われても自己責任です!

と突っぱねられるということなのだろう。

その文言で返金義務が無くなるかはさておいて、返金をさせないために一番手っ取り早いのは、ユーザーに返金を諦めさせることなのだから、ある意味効果的なのかもしれない。

しかし参考記事にも書いた通り、弁護士を挟むことでこのユーザーは引く気はないということを示すことができるので、サクラ文言有りのサイトに引っかかったとしても諦めず返金要求してみることをオススメする。

後ろ暗いことをしているのは間違いなく悪徳サイト側なのだから。

規約さえ見れば安心と言うわけではない

注意してほしいことは、この規約でのサクラ文言は、全ての悪徳サイトにあるわけではないということだ。

×サクラ文言がない→優良サイト

サクラ文言がある→悪徳サイト

サクラ文言は悪徳サイトを確定させるものに過ぎず、優良サイトを見つけるためのものでは決してない

優良出会い系サイトは規約ももちろんしっかりしているが、規約の体裁を整えるだけなら悪徳サイトにだってできる。

サクラしかいないサイトなのか、それともちゃんと出会えるサイトなのか、中身のコンテンツがどうなっているかが重要なのだ。

それを判断するためには、自分で使ってみるか、もしくは多くのユーザーに支持されているサイトを使うべきだ。

しかし自分で使って試すことは、サクラ詐欺に引っかかるリスクが常に存在するので、やはり長年運営されている優良サイトを使うのがいいだろう。

ジャックも優良出会い系サイトをまとめてあるので、

気になった人はそっちも見てくれよな。

参考:ジャック認定の優良サイト一覧

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